葬儀社への連絡
その間に医師が死亡診断書を発行し、説明を受けながら受け取る流れになりますが、そのあとに葬儀社へ連絡を入れていただくというような流れになります。
残念ながら病院は「人を治癒する場所」であり、死亡者をいつまでもおく事が出来ないんです。看護師さんから「〇〇時までにどちらかへ搬送をお願いできますか?」などと言われることがほとんどです。
病院は一時的な霊安室がありますが、(無い病院もあります)、大きな病院になればなるほど、お亡くなりになる方も多いので、すぐに霊安室が埋まらないように、早目に搬送するようにと言われるのです。
お亡くなりになる時間帯により、‐たとえば真夜中‐であれば、「急がなくても朝〇〇時までに搬送して頂ければいいですよ。」などと言われる場合もありますが、いずれも早めに病院から搬送してあげなければなりません。
これらの状況に応じて、葬儀社へ連絡をします。
私たち葬儀社がまず必要な情報は以下になります。
①故人のフルネーム
②電話をしている方のお名前と故人との関係
③現在地(病院名)
④搬送先(自宅で安置又は葬儀社の霊安室への希望)
⑤病院へのお迎え時間(看護師へ確認)
⑥葬儀社から連絡を取りやすい携帯番号
これら以外にも必要に応じてお聞きする事もありますが、基本的にはこのような項目は必ず聞かれるのでお答えください。
⑤に関して注意点があります。
お亡くなりになった時点で焦ってしまい、看護師と時間などの話をする前に
葬儀社へ「亡くなったのですぐに来てください」と連絡を入れてしまう方もおられます。
この場合、看護師さんが故人へ処置を始める時間が遅れたり、
又、他のご遺族やご親戚さんが病院へかけ付けている途中などがあった場合に、葬儀社は病院内で待機する事になります。
この場合、約束の到着時間から待機時間があまりにも長くなると、
待機時間料金が発生する場合もあるので注意が必要です。
看護師の説明を受けて状況を把握した上で葬儀社へご連絡をしてください。
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