高い葬儀・安い葬儀の違いとは
高い葬儀と安い葬儀の違いを聞かれることが良くあります。
高い葬儀は、祭壇が立派であるとか、施設(葬儀場)が豪華であるというのは想像がつくところだと思います。
車で例えると、車を購入する目的は多くの方は「移動手段」で購入しますよね。
目的は「移動手段」なのに軽自動車を購入する方がいれば、レクサスなどの高級車を購入する方もいます。
「どこかに移動する」という同じ目的でも、TPO、用途によってその見た目、あるいは乗り心地にこだわらなければいけない場合とそうではない場面もあると思います。
これと同じように葬儀の最終目的は「故人を荼毘に伏して、納骨する事」です。
その間の過程で、どのように故人を送り出したいかという事になります。
家族葬など少人数で送り出す場合は、見栄を張る事もなく「軽自動車」で良いにしても、多くの方が来るような葬儀では外聞やTPOを考えて「レクサス」を用意する方が良いだろうと考える人もおられます。
もちろん葬儀の場合はこのように品物を購入すると言うような単純な問題ではないので、車を例にとれば良いとは思っていませんが、送り出す側の方が、本当に悔い残らない、納得のできる葬儀の打合せをしなければいけません。
今インターネット上には、格安を売りにしている葬儀もあります。
やはりこれは祭壇が簡易的な小さなものであったり、骨壺やその他の物品が
一番シンプルな物であったりと、決して「立派な物」ではありません。
(葬儀社にどのような物品があるかを聞くと、その種類の多さに驚くと思います。)
また、高い葬儀には当たり前のように付いている物品が、格安葬儀には同じものでもやはり見た目が劣る物であったり、オプション扱いであったりもします。
(*注-ここでいう高い葬儀とは格安葬儀と比べてという意味です)
安い葬儀を基本にしてオプションで追加をしていくと、結局は普通のプランを同じように見積もりをした場合と同じか、逆に高くついてしまう場合も出てくるのではないかと思います。軽自動車にいろんなカスタマイズをして、結局そこそこの車種と同じ値段になるような事でしょうか。
今日は車を例にあげて少々不謹慎だったかなと心配もありますが、いかがでしたでしょうか。
大切な事は、前もって葬儀の事を色々と調べている方は、親身に話を聞いてくれる葬儀社に聞いてみる事だと思います。
付け加えると、「話を聞いてくれる」というのは「話を引き出してくれる葬儀社」という事です
皆さんに事前に葬儀相談をして下さいと単純に言っても、
まず「どこからどのように話していいのか」が分からないと思います。
色々と上手に話を引き出して、トータル的にあなたに最適なプランを立ててくれる葬儀社を、見つけるのが重要です。
内容と見積もりの金額をみて、皆様が納得の行く料金が適正価格と言えるでしょう。
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