枕飾りとは。いつまで飾るの?
枕飾りとは、故人の枕元へ小机を置き、お線香をする事ができるように整える飾りの事です。
三つ具足と呼ばれる香呂、ロウソク、お線香の準備します。花やご飯や
お団子、果物などをお供えします。
取り急ぎ、ご遺族や弔問の方が通夜式の始まる前までお線香をする事ができる、簡易的な飾りとお考えください。
諸説ありますが、ロウソクは死者の足元を明るく照らし、暗い道を迷わぬように。お線香は清浄を保つよう、絶やさないようにするといった慣習があります。
ただこのような意味合いがあっても、最近では住宅事情で自宅での安置がむずかしい場合に、葬儀社や火葬場の霊安室で安置をする場合も多く、枕飾り自体が無い場合もあります。多くの葬儀社は、枕飾りは葬儀のセット料金に標準で装備していますが、使用しない場合も多いです。
また、枕飾りを設置した場合でも通夜式や葬儀式前までには、お葬式の会場では祭壇を設置し、宗教者向けの本格的な諸道具に変わります。
コメントをお書きください