四十九日法要の準備①

菩提寺がある方の四十九日法要のお供え、準備について

法要は追善供養とも言われ、故人の冥福を祈る行いです。

菩提寺がある場合ですが、
一般的には、住職に法要日の希望を伝え日程の調整をしていきます。
その法要日に親族一同本堂に集まりご供養して頂きます。その後境内のお墓に納骨をするという流れです。

法要日で一番多いのは、命日を含め四十九日目の前倒しの土曜日、日曜日が多いです。

土日というのは、単純に休日の都合です。
前倒しが良いとされているのは、故人が極楽浄土へ行けるかどうかの大切な審判の日なので、

それを越してからの供養は意味がないとされているからです。

ですので、住職はどうしても土日が忙しくなる傾向にあります。
なるべく早く打合せをした方が、希望日に法要の予約が取りやすいでしょう。

住職には参列人数を伝え、お塔婆の依頼、その他お花など、どのような品を
用意するのかをご確認ください。お寺や宗派により、多少違います。お布施の金額もご確認ください。

相場は5~10万円前後です。(この部分はお寺にご確認をお願いします)

法要日までに、本位牌の準備をします。(全部の宗派が必要なわけではありません。浄土真宗は基本的に必要ありません)
葬儀社や仏具屋さんで購入出来きます。余裕をもって法要日の2週間前には注文した方が良いでしょう。

お葬式で使用した白木の位牌は四十九日法要までの仮の位牌なので、本位牌に変えます。

お坊さんが魂の入れ替えをしてくれますので法要日には必ず持参します。

また、お仏壇を購入する予定があれば、その中に祀るお寺の宗派の本尊も同時に購入し、

法要日に開眼供養もしてもらいましょう。別の日にまた出向くのも大変ですからね。

位牌や本尊の用意をするのと同時進行をしておくことは、引き出物をどうするか、案内状はどうするか、

法事後の食事はどうするか、お寺から会食場へ移動する場合の移動手段はどうするかなどもあります。

参列の人数や、年齢層、ご親戚との関係などにも左右されることもありますので、よくご検討下さい。

以下、家からお寺に持参する基本的な品をまとめです。

〇ご遺骨
〇埋葬許可書(骨壺の中に入っているはずです)
〇遺影写真
〇白木位牌
〇本位牌
〇引き出物
〇本堂にお供えするお花(お寺が用意してくれる場合もあります。有料)
〇お墓にお供えするお花
〇お布施

 

ご参考下さい。