事前に相談しておいて本当に良かったと思います。
事前と言っても、家内が亡くなる数十時間前にはなってしましましたが、今思うと、もしあの時ご相談をさせて頂かなかったら、一から葬儀屋さんを探すこと自体大変でした。。。
もともと葬儀社を探すきっかけとなったのは、24時間体制で看護して下さった看護婦さんが、『お辛いでしょうけど、お亡くなりになってからだと大変ですよ。冷静に対処する事も必要ですよ』と言ってくれた事でした。あの言葉が無かったらもっと大変だったでしょう。
少しためらった部分もあったのですが、探すきっかけを与えてくれて良かったです。
すぐにインターネットで調べてみて、御社を含めまして3社に連絡を取りました。
御社に連絡を入れたのは一番近い、ということも一つにはあるのですが、お会いして印象、フィーリングが良く感じました。又、内容・説明が分かりやすかったです。そしてなにより、御社はすぐに相談に駆けつけてきてくれたこと。実際葬儀は費用もかかるでしょうし、内容も必要なので近いという事だけじゃ頼みませんよね。
家内が、数時間後には亡くなってしまうかもしれない時に、私は5分たりとも外出できないんです。子供達も大学祭が近かったのに付きりで看病しているような状態でしたからね。
他の2社にもその事情は説明したのですが、まだ余裕があるのかと思っているのかどうか分かりませんが『来てください』とか、『それならパンフレットを送ります』しか言わなかったんです。その内の1社は、なんだか横柄な対応でした。それに対し御社はすぐに来てくれたのが良かったんです。
実際家内が、その夜中に亡くなって、翌朝御社ともう一社と迷いました。と言うのも、実際費用の事もありました。御社の方がもう一社の方より少し高めだったからです。
しかし、もう一度両社に聞いてみたら、安い方にはそれなりに理由があり、内容が薄い事が分かりました。御社は内容と費用が見合っていたので、依頼に至ったんです。
葬儀の流れなどは、御社が教えてくれたので、特に心配はありませんでした。あれを全部自分で考えていたら大変でした。
葬儀全般で言うと、納棺の時の『湯灌の儀』はやって本当に良かったです。
そういうのがあるという事は教えてもらわなければ分からない事なのですが、実際家内は急激に悪くなっていったので、介護施設の認可が下りるのにも間に合わなく、お風呂やシャワーも1か月1~2回しか入れなかったんですよ。最後にできる事だけの事はしてあげたと思える儀式でした。
そして赤いバラの祭壇も皆に評判が良かったです。実は、家内のお母さんが『赤バラが好きだった』と言ったのは、私が誕生日には必ず赤いバラの花束を贈っていたからなんですよ。お母さんが冗談ぽく言ったのを御社が形にしてくれたんです。(笑)
最初は家族葬で話を勧めたんですが、私の仕事柄の事もあり、家族葬から一般葬に切り替えるかは本当に迷いました。
子供の気持ちは、“親しい人たちだけで”という事が最後まであったのですが、皆さんに来ていただいて本当に良かったと思います。
家内の支えがあってからこそ、皆が参列してくれるんだと、家族一同気持ちを切り替えました。
それに、皆さんに黙って家族葬にしていたら、今ごろひっきりなしにお悔やみに来てくれて、実際は仕事も出来なく大変だったでしょう。
子供達もまだ、落ち込んではいますが学校もちゃんと通っていますので、これからも頑張っていきます。
ありがとうございました。(喪主・ご主人様 談)
コメントをお書きください